shefuの備忘録

素人シェフの気まぐれブログ

ドリップコーヒーの味を左右する5つの要素

こんにちは。

 

前回はドリップコーヒーのすゝめということで記事を書いてきましたが、

今回はもう少し詳しく、コーヒードリップをする際に気にすべき大事なポイントを紹介します!

 

なんとなく、コーヒーを入れるときは"の"の字を描くようにとか、何回かに分けて淹れるとか、フィルター内のお湯がなくなる前に次のお湯を入れるとか、いろいろ聞いたことがあると思いますが、せっかくコーヒー豆を買って飲むからこそ気を遣って欲しいポイントを5つあげます。

 

1. コーヒー豆の種類

コーヒーを自分で入れる楽しみは、コーヒー豆を買うところから始まります。

ワインにもフルーティとかミネラル感(?)みたいな味の要素があるように、実はコーヒーにもフルーティだとか甘味だとか酸味だとかいくつかの味の要素があるのです。

 

代表的なのは

酸味、苦味、フルーティ感、コク、甘味

の5つですかね。

 

コーヒーなんだからそりゃあ苦いだろう

思うかもしれませんが、

コーヒー豆によっては苦味が控えめだったりするのです。

また甘みと言ってもコンビニで売っているカフェオレのような甘いコーヒーにはなりませんのでご安心を。あくまでもコーヒーの渋味の中にほのかに感じる甘みです。チョコレートのような香りと表現されることもあります。

 

フルーティ感についても同じく、ワインのように本当にフルーツのような味がするわけではなく、あくまでもコーヒーの香りの中にほのかに香るフルーツのような香りです。

サードウェーブ系と言われる香りを楽しむためのコーヒーは、専らフルーティな要素が強いです。

 

 

サードウェーブコーヒーが入ってきた当時の日本で一世を風靡したBLUE BOTTLE COFFEEは覚えている人も多いのではないでしょうか。

これらのコーヒーは基本的に酸味が強く苦味抑えられています。

 

ちなみにBLUE BOTTLE COFFEEベラ・ドノヴァンというブレンドコーヒーはとても美味しいのでおすすめです。興味のある方は直営のオンラインストアがあるので是非お試しください。

store.bluebottlecoffee.jp

 

2. コーヒー豆の挽き具合

次はコーヒー豆の挽き具合についてです。細引き、中挽き、粗挽きとかさらに中細挽きみたいのもあってどれが良いのやらわかりませんよね。

簡単に言うと細引きであればあるほどお湯の通りが悪くなり、ゆっくりお湯が落ちるため苦味が強くなりコーヒー豆が持つ味が出やすいです。

しかしコーヒー豆は渋味エグ味を持っているため濃ければ濃いほど良いと言うわけでもなく、ちょうど良い挽き具合にする必要があります。

もちろんお店で挽いてもらう場合は極端な挽き方はしないと思いますが、ご自身で挽く場合は注意が必要です。基本的に中挽きであれば問題ないでしょう。

目安としては大体1mm角くらいの粒度です。

 

ただしアイスコーヒーの場合はを入れるため若干濃いめに作ることが多く、その際に少しだけ細かめに挽くこともあるようです。

 

3. お湯の量

そして忘れてはいけないのはお湯の量です。当然ながら入れ過ぎればどんどん薄くなっていきますし、少なすぎたらとんでもなく渋いコーヒーになってしまいます。

ちなみに薄すぎるコーヒーはなんとなく麦茶のような味がします笑

 

もちろん好みによりますが、コーヒー豆の12~15倍の量(グラム)を落とすのが良いとされています。もちろん他の要素(粒度や温度)にも味は左右されるため、拘ってちゃんとコーヒードリップをされる方はそれらで微調整するみたいです。そんなにできたらかっこいいですね!

 

4. お湯の温度

細かいようですが、お湯の温度、かなり大事です。

85℃から90℃が良いと言われています。

 

熱ければ熱いほどコーヒー豆の成分が強く出て苦味が強くなり、逆に温度が低めだとさっぱりした感じのコーヒーになります。

 

先ほどあげたサードウェーブコーヒーの場合は元々苦味が弱いので、若干粗めに挽き93℃くらいのお湯を落とすと良いみたいです。

 

アイスコーヒーの場合も薄まるため、味を少し強く出すために93℃くらい淹れるのが良いとされています。

 

サードウェーブのアイスコーヒーの場合はどうするんでしょうね笑

個人的には同じく93℃くらいで良いと思っています。。。

 

5. 最後の一滴まで落とさない

これはコーヒー好きの中では知っている方が多いのではないでしょうか。

コーヒーフィルターを通る最後の一滴はかなり濃く抽出されていて雑味があるため、

一滴どころか何滴かはカップに落とさずに避けるのが良いとされています。

 

(6つ目になってしまいますが笑)ちなみにペーパーフィルターにコーヒー豆と言うか粉を入れる前に、お湯を満遍なくかけて濡らすことをお勧めします。その際に落ちるお湯はどこかに捨ててください。

これをリンスすると言うようですが、ペーパーフィルターには若干臭いだったり変な味だったりがあるので、それがコーヒーに入るのを防ぐためです。

細かいことですが、コーヒーに甘みとか深みとか感じたいと思っている繊細な方にとってはこれ、結構重要です笑

自分はミネラルウォーターを使っていて捨てるのがもったいないのでリンスに使ったお湯を水で薄めて飲んでしまうのですが、やっぱり変な味(カルキみたい?)がします。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

今まで知らなかった!と言う内容を紹介できていたらとても幸いです。

知っていたのと違う!とかそんなわけないと言う方は是非コメントで教えてください!

お待ちしています。